ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 嘉麻市昆虫産業都市構想 > 第1次嘉麻市昆虫産業都市構想

本文

第1次嘉麻市昆虫産業都市構想

記事ID:0034520 更新日:2024年6月14日更新

第1次嘉麻市昆虫産業都市構想を策定しました

 令和6年3月に嘉麻市昆虫産業都市基本構想を策定しました。
​ 本市における昆虫産業の定義は、昆虫を活用した産業全般を指し、大学研究者、行政、市民、企業、民間団体などと一緒に取り組む昆虫を活用した新しい産業創出のチャレンジ全体を指します。
​ 本構想は、昆虫を活用した新しい産業を育て、昆虫産業の拠点としてのまちづくりを推進し、地域の魅力や経済力を高めることを目指しています。これにより、市内の産業活性化をもたらし、関係人口増加、人材育成等、未来に向けた持続可能な産業政策につなげることを目的とするものです。

 

基本構想表紙

 

本編
第1次嘉麻市昆虫産業都市構想(全体版) [PDFファイル/5.08MB]

 

概要版
第1次嘉麻市昆虫産業都市構想(概要版) [PDFファイル/1.5MB]

構想策定の背景

昆虫産業都市構想のはじまり

 本市は、令和3(2021)年度に九州大学産学官民連携セミナー地域政策デザインスクールに参加し、政策発表を通して、産学官民連携による昆虫産業の拠点としてのまちづくりを進める提案を受けました。これを受け、国立大学法人九州大学との交流が始まり、九州大学大学院農学研究院附属昆虫科学・新産業創生研究センターと、昆虫を活用しながら相互に協力することを目的に連携協定を締結しました。この協定をきっかけに、本市の昆虫産業の取組はスタートしました。​

昆虫産業都市構想の概要

構想の位置づけと期間

 本構想は、「第2次嘉麻市総合計画後期基本計画」を上位計画とし、その計画に関連付けられているSDGs の概念や「嘉麻市人口ビジョン・第2期総合戦略」を十分に踏まえ、その他昆虫との関連が高い「福岡県ワンヘルス推進行動計画」等との整合性を図りながら、本市の産業政策として位置づけるものです。
​ 本構想の期間は、令和5(2023)年度から令和8(2026)年度までとします。

構想の全体像

 本構想では、昆虫を活用した新産業の創出による持続可能なまちづくりの実現を目指し、昆虫を通して、地域が直面する厳しい課題に向き合い、産学官民が協力し合い、様々な垣根を超えて連携することによって、地域課題の解決や大学との実証研究などの新しいチャレンジに取り組むものです。

 実現に向けては、昆虫産業の拠点を構築し、「バイオ」「フード」「コミュニティ」の3つのプロジェクトを基本の柱とした新産業を育成することで地域に新しい価値を創出します。

 全体像

 全体像

昆虫産業都市のイメージ

 本市では、「バイオプロジェクト」「フードプロジェクト」「コミュニティプロジェクト」を基本方針の3本の柱とし、昆虫産業の推進を図ります。
 この取り組みを分かりやすく、親しみを持っていただくためにイメージを作成しました。

  •  バイオプロジェクト(イメージ左上)
    • 九州大学昆虫科学・新産業創生研究センターとの共同研究を積極的に推進します。そうした取組によって、市内での社会実装、事業化につなげ、新産業創出を目指します。
  •  フードプロジェクト(イメージ右上)
    • 養殖・製品化・販売事業や加工工場などの市内創出を目指します。
    • 市民の働く場所として、市内事業者との連携(畜産における飼料活用、有機廃棄物の活用など)を促進します。
    • 農商工連携や6次化推進につながる取組が可能となります。
    • 昆虫は機能性の高い食品としての可能性を秘めており、九州大学との共同研究や事業化についての連携を行います。
  •  コミュニティプロジェクト(イメージ下部)
    • 昆虫産業をつなぐ共創・成長の仕組みをつくります。
    • 「昆虫産業共創プラットフォーム」を構築することで、昆虫産業の研究者や事業者の市内での活動・進出などの促進につながり、新しいコミュニティが生まれます。
    • 九州大学が保有する貴重な昆虫標本を活用したイベントや学習・体験コンテンツを作り昆虫を起点とした関係人口の創出、共創を図ります。
    • 拠点は、廃校などの遊休施設の利活用​を図ります。

昆虫産業都市イメージ

推進体制

 本構想期間(立ち上げ期、令和5年度から令和8年度)では、本市と九州大学との連携を強化し、産学官連携協議会からの助言を受けながら、国や福岡県、他自治体、支援団体及び市内団体などとの連携を図り、昆虫産業を推進していきます。

推進体制
推進体制図

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)