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嘉麻市は、九州大学昆虫科学・新産業創生研究センター及び九州大学総合研究博物館とともに、令和7(2025)年3月15日(土)に、嘉麻市嘉穂生涯学習センター夢サイトかほにおいて、嘉麻市と九州大学による昆虫産業コミュニティ「生命~きらりと光る未来展~ふくおか大昆虫展inかま」を開催します。
当日は、九州大学大学院農学研究院日下部教授や紙谷教授をはじめ、学術、まちづくり、スタートアップ、共育など、さまざまな視点から5名の方にお話いただく講演会を開催するほか、九州大学が保有する昆虫標本・パネル展示、昆虫ふれあい体験、昆虫を活用する事業者のマルシェなど、楽しみながら学べる催しを企画しています。奮ってご参加ください!
・詳しくは特設ページ<外部リンク>をご覧ください
日時: 令和7(2025)年3月15日(土)10:00~17:00
※ 九州大学の昆虫標本・パネルは、令和7(2025)年3月8日(土)から令和7(2025)年3月16日(日)まで展示します。
場所: 嘉麻市嘉穂生涯学習センター夢サイトかほ(福岡県嘉麻市大隈町1228-1)
会場までのアクセス<外部リンク>
本市は、消滅可能性都市における人口減少を食い止めるため、市の課題である「豊かな暮らしを支える魅力的な雇用の創出」をきっかけとして、令和3(2021)年度に九州大学産学官民連携セミナー地域政策デザインスクールに参加し、政策発表を通じて産学官民連携による昆虫産業の拠点としてのまちづくりを進める提案を受けました。これを受け、九州大学との交流が始まり、九州大学大学院農学研究院附属昆虫科学・新産業創生研究センターと昆虫を活用しながら相互に協力することを目的に連携協定を締結し、この協定をきっかけに本市の昆虫産業の取組はスタートしました。
2024年3月には、九州大学、国、県、民間団体、市内関係機関等、多くの方々にアドバイスをいただき全国の自治体で初となる「第一次嘉麻市昆虫産業都市構想」を策定しました。本事業は、構想に掲げる3つのプロジェクトの1つである「昆虫産業コミュニティプロジェクト」として産学官民連携による学びの場を提供することを目的として実施するものです。本事業では、市民、行政、大学、民間団体における協働の取組みに対する相互理解を深め、今後の事業推進の基盤を築くことを目指しています。
すべての生命に対する感謝の気持ちを込めて「生命~きらりと光る未来展~」に設定しました。嘉麻市昆虫産業都市構想に込めた思いは「未来の嘉麻市が、安心・安全な暮らしを実現し、きらりと光る魅力に満ちたまちであり続けてほしい。」という願いです。その背景には、嘉麻市に住む人々だけではなく、動物や生物など全ての生命を尊重し、未来を形作る大切な存在と捉え、そのために昆虫の力を活用し、自然環境と共生した持続可能なまちを目指すことにあります。
「きらりと光る未来」を実現するためには、今、何をすべきか、何が必要か、みんなで考えてみませんか。
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