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嘉麻市の南部に位置する古処山は、三郡変成岩地帯にあり、山頂部には結晶質石灰岩が露頭しています。 こうした地質条件により、標高が高くなる山頂付近には学術上貴重な植物が豊富に生育しています。 中でもツゲの原始林は、嘉麻市と朝倉市にまたがる標高861mの山頂付近に群生し、その広さは11.71haに及びます。 ツゲの種類は、「アサマツゲ」、「オオヒメツゲ」が大部分ですが一部に「マルバツゲ」も見られ、古木は樹齢千年をこえるものがあるということです。