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沖出古墳

記事ID:0002899 更新日:2024年12月5日更新

沖出古墳

 古墳は、遠賀川に向かって延びる標高約40mの丘陵の先端部分を利用して造られています。
 墳丘は全長約68m、前方部が2段、後円部が3段の構造で、斜面には石が葺かれています。
 墳丘上には壺形・円筒・朝顔形・家形の埴輪が立てられ、後円部には、埋葬施設となる竪穴式石室に、割竹形石棺が納められていました。
 古墳からは、三種類の腕輪形石製品(鍬形石・車輪石・石釧)や「船」の絵が線刻された埴輪などが出土しました。
 出土品などから古墳は4世紀末頃に造られたと考えられています。

※工事のお知らせ※
令和6年12月5日から令和7年3月21日まで墳丘の補修工事を行います。
作業はフェンス内で行うため公園の閉鎖はしませんが、工事車両が出入りすることがあります。公園をご利用の方にはご迷惑をおかけしますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


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