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地方創生インターンシップ『TURE-TECH』開催レポート(2022年度)

記事ID:0027681 更新日:2023年12月6日更新

TURE-TECH概要

令和4年8月20日から26日まで、ソフトバンク株式会社が主催する地方創生インターンシップ『TURE-TECH』(ツレテク)が嘉麻市で開催されました。
«参考:https://ture-tech.com/<外部リンク>» 

【TURE-TECHの概要】

TURE-TECH概要(令和4年 6月総務財政委員会報告) [PDFファイル/1.82MB]

嘉麻市が抱える5つの地域課題、スケジュール

【嘉麻市が抱える課題(課題解決仕様書)】
Aチーム 九州りんご村の後継者不足について [PDFファイル/2.56MB]
Bチーム 地域コミュニティ活性化 [PDFファイル/317KB]
Cチーム 竹と戯れ里山整備 [PDFファイル/988KB]
Dチーム 農業と福祉(障がい者)の融合 [PDFファイル/1000KB]
Eチーム デマンド運行型バスのアプリ予約件数増加に向けた取り組み [PDFファイル/839KB]

【1週間のスケジュール】
1日目(8月20日) 事前研修・職員による嘉麻市紹介
2日目(8月21日) グループワーク・関係者インタビュー
3日目(8月22日) グループワーク・関係者インタビュー
4日目(8月23日) グループワーク・関係者インタビュー・中間プレゼン(1)
5日目(8月24日) グループワーク・関係者インタビュー・中間プレゼン(2)
6日目(8月25日) グループワーク・市長プレゼン
7日目(8月26日) 事後研修

地域課題解決へ向けた市長プレゼン(令和4年8月25日開催)

会場の様子 昨年度のTURE-TECHは、実施期間が新型コロナウイルス感染症まん延防止措置期間であったため、完全オンラインでの実施となりました。今年度こそは、学生の皆さんや関係者の方々が嘉麻市に来て、肌で嘉麻市を感じていただきたかったのですが、新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあり、今年度も完全オンラインでの開催となりました。


 3,009名の中から選考で選ばれた学生30名は、1週間という限られた期間の中で本気で嘉麻市の地域課題に向き合い、市民や関係者のみなさまへのインタビューをとおし、メンターやサポート役の市職員とともに課題解決策をまとめ、市長にプレゼンを行いました。


 8月25日の市長プレゼンは、学生はオンラインで発表となりましたが、現地会場にはサポート役の市職員やインタビューなどを受けた市民の方など約40名が集まりプレゼンを視聴しました。 

▼地域課題解決策の提案内容
チーム チーム名 提案内容(市長へのプレゼン資料)
A KAPPLE Aチーム 九州リンゴ村の後継者不足 [PDFファイル/6.65MB]
B 自他の木 Bチーム 熊ヶ畑の地域コミュニティ活性化 [PDFファイル/7.6MB]
C SOUZOU Cチーム 竹と戯れ里山整備 [PDFファイル/10.96MB]
D ゆもまるぺ Dチーム 農業と福祉の融合 [PDFファイル/13MB]
E ペンギンの湯 Eチーム デマンド運行型バスのアプリ予約件数増加に向けた取り組み [PDFファイル/5.46MB]

 市長プレゼンでは学生のみなさまからの提案は、5提案中3提案を「採択」とし、2案を「前向きに検討」といたしました。 

 5チームの学生のみなさま、熱のこもったご提案ありがとうございました。どのチームも素晴らしい提案でした。期間中、メンバーと協力し、意見をぶつけ合いながら一生懸命課題に向き合っていただいた様子が画面越しから伝わってきました。皆さんの提案は、熱い想いとともに貴重な提案と受け止め、以下の方針に沿って事業化を推進していくこととします。

【採択結果に基づく市の方針】
 「 採択」となった地域課題解決策は、必要に 応じて関係課で予算化 し、事業を推進する。
 「 前向きに検討」となった地域課題解決策は、関係課で事業化に向けた検討を行う。​

嘉麻市での事後研修

 令和5年1月には、8月にオンライン参加した学生のうち19名が嘉麻市を訪れました。各チームでそれぞれ地域課題に関係した場所を訪問し、提案した地域課題解決策などについて関係団体や地元の方、市職員などと意見交換を行いました。

事業実施評価

 事業実施の評価は、4つの視点(交流人口の拡大、学生からの提案、職員の人材育成、市民との協働)について各関係者へのアンケート結果などから評価し、総合的に「期待どおり」の評価が得られたと判断しています。

 令和4年度TURE TECH(ツレテク)実施結果報告(令和5年2月総務財政委員会報告) [PDFファイル/1.7MB]

提案に基づく事業の実施

 ご提案いただいた学生のみなさまに今後も関与いただける場合は、オンライン等で連絡を取りながら、事業や事業化に向けた取り組みを進めていくことにしています。

 採択された課題解決策を推進する事業の一事例として、Dチーム提案の「農福連携」の取組を紹介します。

Dチーム:農業と福祉の融合

 令和5年9月、障がい者の方々の農業就労の実現に向け、農家、福祉双方にメリットのある「農福連携」の導入を目的としたイベントが開催されました。
 令和4年8月にツレテクで「農福連携」の課題解決策のプレゼンを行った学生グループの「ゆもまるぺ」が、約1年間かけて嘉麻市内のぶどう農園と福祉施設に連絡を取り合い実現しました。
 イベントには農家や福祉施設に通う5名が参加し、ぶどうの出荷作業を行いました。学生グループは参加者に作業内容を伝えるなどサポートをしました。

 参加した農家、福祉施設関係者からは、この取り組みに対して好意的な意見が聞かれました。
 市ではこのような取り組みが継続できるような可能性を探っていくこととしています。


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