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第22回日本免震構造協会賞 作品賞を受賞しました

記事ID:0020393 更新日:2021年4月6日更新

一般社団法人免震構造協会が主催する『第22回日本免震構造協会賞』において、《作品賞》を受賞いたしました。

この賞は、免震構造等の技術の進歩及び適正な普及発展に貢献した個人、法人及び団体に対して表彰することにより、
免震構造等の技術の確実な発展と、安全で良質な建築物等の整備に貢献していくことを目的とした表彰制度です。

審査委員の方より、『扁平柱と扁平梁のRC 構造フレームを率直に外観デザインに生かした端正な外観は遠賀川の豊かな自然によく調和している。コンパクトな正方形平面は、コスト削減にも免震構造採用にも効果的である。中央部のエコボイドは温度差換気を促し、自然採光に自然通風という環境に対する配慮も怠らない。嘉麻市産杉材も適所に配しコンクリートの空間の中に暖かな彩りを添えている。議場の大スパン架構を軽快に実現する格子フレーム、基準階西側廊下の縦軸回転木ブラインド、また内部の扁平断面柱は構造システムとサインシステムを融合したサインウォールとするなどディテールにまでこだわりを感じる。また敷地地盤のかさ上げで集中豪雨の浸水に対する配慮など、建築計画と環境計画そして免震を含む構造計画が見事に重ねあわされたものとして、日本免震構造協会賞作品賞にふさわしい建築と考える』との評価をいただいております。

庁舎正面写真
〈写真:八代写真事務所〉

【参考】https://www.jssi.or.jp/bussiness/hyoushou_detail/aw-0.htm<外部リンク>