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住宅用火災警報器の設置はお済みですか?

記事ID:0003388 更新日:2019年12月23日更新

平成18年6月からすべての住宅に 「住宅用火災警報器」 の設置が義務づけられています。(自動火災報知設備やスプリンクラーがある建物は除く)
平成23年6月1日からは、既存住宅についても義務化されています。

住宅用火災警報器は、火災の 「煙」 を自動的に感知して警報を鳴らし、逃げ遅れてしまうのを防ぐための機器です。

火災による死者数は全体的に減少傾向にある中、「住宅火災」 で亡くなる人の数は、全国で毎年1000人を越えています。
そして、火災による死者のほとんどは 「住宅火災での逃げ遅れ」 が原因です。
また、その半数以上を、高齢者が占めています。 

住宅用火災警報器は、火災の煙を早期に感知して、あなたやあなたの家族の「命」を守ります。

最近の住宅用火災警報器奏功事例

建物種別 原因概要 状況
店舗兼住宅 放火 出火建物の住民が2階寝室にいたところ、1階店舗の住宅用火災警報器の警報音に気付いた。1階へ下りると炎を確認したため119番通報した。
一般住宅 鍋の空炊き 居住者がガスコンロに鍋をかけ、そのまま外出したため、鍋が空炊き状態となった。
近隣の住民がその異臭に気付き、家の外に出たところ住宅用火災警報器の警報音と煙を確認したため119番通報した。
共同住宅 不明 出火建物近隣の住民が住宅用火災警報器の警報音に気付き建物1階の窓から内部を確認すると、白煙が噴出していたため119番通報した。
共同住宅 布団が電気ストーブに接触 自宅で就寝中、住宅用火災警報器の音に気付いた居住者が息子の部屋を見に行くと、布団と畳が燃えており、天井付近まで煙が広がっていた。

毎月第一“火”曜日に点検しましょう

住宅用火災警報器は、作動点検するのも、警報音を止めるのも、ボタンを押すだけです。
ひもを引っ張るのも、ボタンを押すのと同じことです。

毎月一度はボタンを押してみましょう。天井に設置したものはひもを引っ張ります。
きちんと警報音が鳴れば正常です。機種によっては「正常です。」と音声で応答します。

いざという時にきちんと作動するように、毎月第一“火”曜日を点検日と決めて点検しましょう。

住宅用火災警報器の使用期限

種類によって使用期限は違いますが、おおむね10年です。
住宅用火災警報器は古くなると、誤って頻繁に鳴ってしまうことがあります。
ほとんどの機器は電池寿命10年ですので、電池寿命がきたら本体または電池を取り替えましょう。

電池寿命がくると「ピッピッ」という音か、「電池切れです。」と音声で知らせてくれます。

悪質な訪問販売にご注意!

消防署員や市職員が、直接「住宅用火災警報器」を訪問販売することはありません。また、特定の業者に商品をあっせんしたり、販売を依頼することもありません。

訪問販売の業者が脅迫的な行動に出られたら、すぐに警察署に通報しましょう。おかしいと思ったら、はっきりと断りましょう。

住宅用防災警報器等に関するQ&Aは、総務省消防庁ホームページをご覧ください。<外部リンク>