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野良猫(飼い主がいない猫)にエサをあげている方へ

記事ID:0001188 更新日:2019年12月23日更新

野良猫(飼い主のいない猫)にむやみにエサをあげないでください

 近年、市や保健所に「無責任に野良猫にエサをやる人がいる。」「猫が庭に糞やオシッコをする。」など猫に関する苦情・相談が数多く寄せられています。
 

 お腹を空かせた野良猫がいたらエサを与えたいという思いはわかります。しかし、「かわいそうだから」という安易な気持ちで無責任にエサを与えると、かえって不幸な猫を増やすことにつながり、「近隣トラブル」や「苦情」に発展します。野良猫たちをワルモノにしない為にも以下のことを心掛けましょう。

自分が家の中で飼う

​ 野良猫は、常に飢え、病気、交通事故などの危険にさらされ、過酷な状況で生きています。猫に必要なものは、病気や危険なことから守られる家で、飼い主さんから寿命が尽きるまで愛情をもって世話をしてもらえることです。猫のことを本当にかわいそうと思うのであれば、安全な室内で飼ってあげてください。

 もし、ご自分の家で飼えない場合は、責任を持って大切に飼ってくれる飼い主を探してあげてください。

猫には安心できるお家が必要です。中途半端にエサだけを与える行為は、「かわいそう」な猫たちを増やすだけです。

不妊去勢手術を行う

 野良猫をかわいそうと思うのであれば、これ以上かわいそうな野良猫を増やさないようにするために、不妊去勢手術を行ってください。

 猫は1年間に2~3回出産し、1度に5匹前後の子猫を生みます。不妊・去勢手術をしないと、1年で10~15匹も増えてしまいます。そうなると、とても1人では世話をできません。これ以上増えないように、不妊・去勢手術を実施してください。

置きエサをしない

 猫が来る時間が不特定だからといって、長時間エサを置いたままにしないでください。置きエサをすると、カラスが寄ってきたり、ゴキブリやハエが発生したりと衛生面での問題が発生します。

排せつ場所を用意する

 市に寄せられる野良猫の苦情の大半がふん尿の被害によるものです。猫の排せつ物のにおいは強いため、近隣トラブルのもとになります。

 野良猫にエサを与える場合は、ご自身の敷地内に猫トイレを用意してください。

地域猫活動を実施する

 野良猫はかわいそう、しかし上記のことは一人では難しいという場合は、近隣住民が協力して地域の猫問題に取り組む、地域猫活動という方法もあります。ぜひご検討ください。