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野良猫(飼い主がいない猫)にむやみにエサをあげないでください

記事ID:0001188 更新日:2019年12月23日更新

 福岡県における犬・猫の殺処分頭数は年々減少していますが、平成22年度は8,817頭に上ります。このうち、猫の殺処分頭数は6,572頭(74.5%)を占め、その大半は野良猫が生んだ子猫です。
 人が世話していない野良猫は、栄養状態が悪く、妊娠・出産率は高くありませんが、キャットフードなど高栄養のエサを与えられると、多くの子猫を産み育てることができます。 
つまり、猫を不妊・去勢しないで屋外で飼うことや、野良猫に安易にエサを与えることが、殺処分される猫を増やしているというのが現状です。
一方で、市や嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所には、「無責任に野良猫にエサをやる人がいる。」「猫が庭に糞やオシッコをする。」など猫に関する苦情・相談が数多く寄せられています。
 野良猫にエサをあげている皆さんへ、次のことをお願いします。

  • ルールのない、むやみなエサやりは止めましょう。
  • エサを与える場合は、近隣の人の理解を得ましょう。
     公共の場所や他人の敷地内、駐車場等は迷惑になります。土地、建物の所有者や管理者、近隣の人にも話をして、了解を得るようにしてください。
  • 増えないように不妊・去勢手術を実施しましょう。

  猫は1年間に2~3回出産し、1度に5匹前後の子猫を生みます。不妊・去勢手術をしないと、1年で10~15匹も増えてしまいます。そうなると、とても1人では世話をできません。
  これ以上増えないように、不妊・去勢手術を実施してください。