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家庭でできるコオーディネーショントレーニング(広報嘉麻・平成28年6月号)

記事ID:0013376 更新日:2020年1月27日更新

 嘉麻市では、運動・スポーツで子どもたちを豊かに育むため、プロジェクトK事業を進めています。この事業は、徳島大学大学院の荒木秀夫教授が提唱された脳科学、認知科学などに基づいたコオーディネーショントレーニングを、乳幼児から高齢者、障がい者に至るすべての市民に普及していく取り組みです。

 荒木教授の理論によると、人間の能力というのは、視覚、聴覚、嗅覚、筋力など一つ一つの能力は他の動物に比べて優れているわけではありませんが、それぞれの能力を組み合わせる能力が他の動物と比べて、圧倒的に優れていると考えらえています。このように、人間は様々な能力を組み合わせることによって、スポーツや音楽、コミュニケーション、仕事など創造的な動きを発揮しています。

 ところが、能力一つ一つがどんなに優れていても、それを組み合わせる能力を持っていないと「上手くできない」ということが起こります。体力テストの記録はよいのに、スポーツをすると動きがぎこちなかったりして、うまくプレーできないということが、その例として挙げられます。このようなことが起こらないよう、個々の能力を上手に組み合わせる能力がコオーディネーション能力であり、この能力を高めるための理論と実践方法がコオーディネーショントレーニングです。

 野球をするとき、ピアノを弾くとき、勉強するとき、人とコミュニケーションするときにそれぞれ脳を取り替えるわけではありません。運動の能力の伸びは会話や音楽、勉強にも結びつきます。なぜなら脳はひとつだからです。

 ピアノを弾く、ボールを投げる、字を書く。すべて運動に関わる能力の表れです。特定の動きがうまくなるのではなく、能力全体の可能性を広げる。それがコオーディネーショントレーニングです。

 そのトレーニングの代表的なものとして、「くの字」運動、「Sの字」運動、クローリング、ラディアンなどがありますが、今回は、「くの字」運動をご紹介します。

「くの字」運動

 子どもの運動の発達は、まず体幹(胴体)と頭から発生し、そこから二の腕や太ももへ、最後に手先や足先まで広がっていきます。成長するにしたがって、手足が上手に使えるようになると、体幹がおろそかになってきてしまいますが、この体幹の使い方で運動能力の伸びに大きな差が出てきます。

 これは、胴体の横隔膜から腸付近にかけての体幹に重要な神経があり、この神経の働きが手足の動きにつながるからです。

 大事なことは、運動は体幹から始まるということを意識づけ、体幹から手足へ向かう動きの根本となるところを鍛えていくことです。

1 トレーニングの方法

 H28.6_家庭でできるコオーディネーショントレーニング(くの字・HP用)<外部リンク>

トレーニングの方法(くの字) [PDFファイル/2.39MB]

2 指導のポイント

(1)頭をまっすぐにして、腰が左右に動くのを示します。
(2)指導者の手拍子や声など、一定のリズムに合わせて動きましょう。

3 問合せ先

嘉麻市教育委員会スポーツ推進課 Tel 57-4850

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