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突撃!となりの小学校(碓井小3年生編)
某日、当館へこんなお手紙が届きました。
私たちは、総合の学習で美術館について調べようとしています。そこで、美術館のことをよく知っている方にお話しを伺いたいと思います。
碓井小学校では総合的な学習の中で、身近な地域の良い所を調べ、分かったことを他の人たちへ発信する活動を行っているそうです。
そうして今回、碓井小の3年生児童4名が、依頼のお手紙を送ってくれたのです。
そこで2月21日(木曜日)、当館の職員2名で碓井小学校へお邪魔してきました。
残念ながら、当日は1名がお休みで、3名の児童とのお話となりました。
事前に用意してくれた質問に沿って、一人一人の疑問にお答えしていきました。
「何のために作られたのか?」「広さはどれくらいあるのか?」「何人くらいが働いているのか?」「普段、どんな活動をしているのか?」など、織田廣喜美術館の概要をお話するのには欠かせないポイントをきちんと押さえた取材でした。
中には、「どうして家のような見た目なのか?」「持っている作品には、どれくらいの価値があるのか?」といった、こちらが驚く鋭い質問も飛び出しました。
碓井は、織田廣喜が3歳の頃から住んでいた縁の深い土地です。
当館に常設展示されている代表作「讃歌」は、碓井小学校体育館の緞帳にもなっています。
織田廣喜の生まれ育った地域の小学校へ通う子どもたちが、自発的に興味を持って調べてくれるということは、美術館にとってとても嬉しいことです。
碓井小学校の皆さん、本当にありがとうございました。
今度は、調べたことを確かめに、また美術館へ遊びに来てください!