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なばたとしたか絵本原画展

Article ID:0003970 Update:2018年6月1日更新 ページ印刷する

展覧会チラシの画像

展覧会チラシ

絵本「こびとづかん<外部リンク>」シリーズは、長年にわたり子どもたちに支持され続け、累計270万部の大ヒット作品です。今回この「こびとづかん」をはじめ、なばたとしたかがこれまで描いてきた貴重な絵本の原画、資料などを一挙に公開いたします。

人間の気づかないところで、ひっそり暮らしているこびとたち。「トイレットペーパーが三角に折られている」、「風もないのに草がゆれた」。それらはすべてこびとの仕業かもしれません。日常のふと気になった小さな「なぜ?」をこびとを通じて想像してみると、見慣れた風景がずっと楽しくなってくることでしょう。唯一無二の作品世界へ、皆さんをお連れします。

『こびとづかん』より (なばたとしたか作/ロクリン社)の画像

『こびとづかん』より (なばたとしたか作/ロクリン社)

「こびとづかん」って?

この世に「コビト」がいることを知っていますか?昆虫でも植物でもない不思議な生き物。私たちの気づかないところで、彼らは一生懸命に生きているのです。「トイレットペーパーが三角に折られている」「風もないのに草がゆれた」「シャンプーをしていると感じる視線」。もしかすると、それはコビトたちの仕業かもしれません。

ふと気になった小さなことを「なぜ?」と想像してみると、日常の風景がずっと楽しくなってきます。今も身近なところで繰り広げられていそうな「コビト」たちの世界を想像すると、何かに気づいたり、探しに行ってみたくなったり……。

作者なばたとしたかさんは、この「楽しみ」を皆さんに伝えたくて、これまで多くのこびとの作品を発表してきました。

本展では、なばた作品の源流となった絵本『こびとづかん』、『みんなのこびと』、そして個性的なキャラクターとダイナミックなストーリーが人気の絵本『いーとんの大冒険』、そして今年5月に絵本としては『みんなのこびと』からなんと11年ぶりの新刊となったシリーズ絵本『こびと桃がたり』などの絵本原画をはじめ、総勢約240種類のこびとを掲載した『こびと大図鑑』の原画を一挙に展覧します。

また、作者自らコビトを立体化したフィギュアや、本の制作過程で練られた試作本、スケッチや習作など作家の日常が窺える資料も公開いたします。

なばたとしたかの画像

なばたとしたか

なばたとしたか

1977年、石川県生まれ。2002年、毎日新聞社主催のGeisai-3にて、毎日新聞スカウト賞受賞。同新聞社発行の『Weeklyくりくり』に画文を連載した。独自の世界観を表現した油絵制作の傍ら、2004年に私家版『こびとづかんDx』を出版社に持ち込んだことがきっかけで、絵本『こびとづかん』を発表。その後大反響を呼んだ。

主な本に『こびとづかん<外部リンク>』、『みんなのこびと<外部リンク>』、『こびと大百科<外部リンク>』、『こびと観察入門1<外部リンク>』、『こびと大研究<外部リンク>』、『こびと大図鑑<外部リンク>』、『こびと桃がたり<外部リンク>』、『いーとんの大冒険<外部リンク>』などがある。現在金沢に在住し、本の制作を中心にゲーム、映像、TVアニメ、キャラクターの制作と幅広く活動している。

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