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アートキッズ(4)(5)レポート

Article ID:0023712 Update:2021年11月30日更新 ページ印刷する

アートキッズ4回目と5回目は、「巣箱作り」を行いました。

緊急事態宣言により3回目のアートキッズが中止となり、
前回(2回目)のアートキッズから4か月ぶりの開催となりました。

アートキッズ4回目と5回目は、「巣箱作り」を行いました。
今回はただの巣箱を作るのではなく近畿大学さんとコラボして、
全長約2.8mの「巨大巣箱」を作ります。


●近畿大学×織田廣喜美術館 アートキッズ1日目●

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​↑1日目の20日(土曜日)では、巨大巣箱の設計・デザインを担当した近畿大学の学生さんの指導のもと、参加者は巣箱の組み立てを行います。一人では難しい作業も、他の参加者や学生さんと協力しながら上手く組み立てることが出来ました!

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↑「作るからには鳥に入ってほしい!」と真剣に巣箱を組み立てています。巣箱の天井は開閉が出来るように蝶番をネジで固定しなければならないのですが、これがかなりの力作業。
ネジが中々入っていかない時は、学生さんにお手伝いをお願いしたり、早く出来た参加者にネジを回すコツを教えてもらいながら、全員の巣箱が完成しました。​

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​↑巣箱が完成し、お昼ご飯を食べた後は、巣箱の色塗りを行いました。巨大巣箱は全体を組み上げるとキリンのような見た目になるのですが、その影響か、黄色と茶色の絵具が大人気でした。

その他にも、夜空をイメージして塗ったり、鳥に入って来てもらいやすいように緑色を丁寧に塗る参加者も。各々が思い思いに色を塗っていきます。
真剣に色塗りをする参加者の顔は、まるで色塗りの職人のようですね。

 

​​●近畿大学×織田廣喜美術館 アートキッズ2日目●

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​↑2日目の21日(日曜日)では、巣箱の展示の際に使う「喋る録音装置」の組み立てを行いました。初めて見る専門的な部品の数々に、目を輝かせながら作業を行っていきます。

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​↑マイク、人感センサー、LEDリボン、スピーカー、コンピューターの端子を、ブレッドボード(画像右中央部分の穴の開いた白い部品)の決まった場所に刺して配線します。端子やブレッドボードの穴はとても小さく、繊細で難しい作業でしたが、全員しっかり配線できました。

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​↑電源を入れたときLEDリボンが光ったら、しっかりと配線ができている証です!思わずにっこり。

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↑配線が終わった後は、ブレッドボードに刺した線が抜けないようにグルーガンで固定します。小学校でグルーガンを使ったことのある参加者も多く、手慣れた様子で作業していました。早く終わった参加者は、まだ終わっていない参加者のお手伝いをするなど、協力して作品を作る様子も見られました。

配線、グルーガンでの固定作業が終わると、いよいよ録音に入ります。「巣箱を作る時に頑張ったところ、工夫したところ」「巣箱を作った感想」を30秒間録音します。
今回、参加者が録音に使った原稿の中から、一部をご紹介します。

【巣箱を作る時に頑張ったところ、工夫したところ】
「色をぬる時に色がまざらないように、きをつけてしんちょうにぬりました。」
「どういうふうにいろをぬるかを考えるのをがんばりました。」
「ねじをいれるところ。くぎをうつところ。」

【巣箱を作った感想】
「キリンがキレイにできて ちょううれしかったです。」
「むずかしいところもあったけど かんたんなところもあって たのしかったし おもいでにのこったよ」

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​​↑装置の組み立て、録音の後は、美術館に戻り、完成した巨大巣箱と保護者さんの前で作品のプレゼンを行いました。原稿を読む練習もしていたので、しっかり発表することができました。

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↑制作した巨大巣箱は、2022年1月から展示室5にて展示します。参加者のプレゼンボードや、喋る装置も併せて展示しますので、ぜひご覧ください!

次回のアートキッズは3月。6回目は美術館が楽しくなるような飾りをつくります。お楽しみに!

【近畿大学×織田廣喜美術館 アートキッズ作品展示】
日時:2022年1月5日(水曜日)~1月30日(日曜日)/10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
場所:織田廣喜美術館 展示室5
料金:展示室5のみ無料

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