第76回福岡県美術展覧会筑豊展

戦前からの歴史を誇る福岡県美術展覧会＜外部リンク＞（通称「県展」）は、今回で76回を迎え、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真、デザインの七部門から例年約三千点の応募がある伝統ある公募展です。

昭和15年に第一回展を開催し、これまで福岡県民の美術活動の総体を示す展覧会として全国でも有数の歴史を刻んでいます。

県展は、県民から広く作品を公募し、その優れた成果を展示することで、県民の想像意欲を高め、美術を通した豊かな生き方を支援するとともに、あわせて福岡県美術協会会員の作品を展示し、福岡県における美術活動のより一層の充実を目指そうとする趣旨のもと公募しています。

織田廣喜美術館を会場に開催する筑豊巡回展では、日本画、洋画、写真、デザイン、書の五部門から、公募の入賞作品、筑豊地区からの入選作品、福岡県美術協会会員の入賞作品、筑豊地区の会員作品を展覧いたします。

なお、例年各会期の最終日に開催しております合評会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため今回は中止いたします。​

第1期　洋画
10月20日（水曜日）～10月24日（日曜日）

第2期　日本画・デザイン・写真
​10月27日（水曜日）～10月31日（日曜日）　

第3期　書
​11月3日（水曜日・祝日）～11月7日（日曜日）

​日本画部門 福岡県知事賞「春」東 さくら（小郡市）

​洋画部門 福岡県知事賞「西海浄土図（2021）」鈴木 直之（福岡市）

​写真部門 福岡県知事賞「あきたこまち」福井 茂光（福岡市）

​デザイン部門 福岡県知事賞「想い出ヶ丘一丁目」宮内 萌衣（太宰府市）

​書部門福岡県知事賞　調和体 「風も吹くなり」秋永 智子（北九州市）