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カリグラフィー講座の1日目をレポート
カリグラフィー講座の1日目をレポート
中学生以上を対象とした「カリグラフィー講座」が1月31日から始まりました。
講師は、デザイナーや大学講師としても活躍されている初島さつき<外部リンク>(スタヂオポンテ<外部リンク>主宰)さんです。
受講生は、嘉麻市を中心に集まった12名の皆さん。
第一回目のカリグラフィー講座はカリグラフィーの歴史について学んだあと、カリグラフィーマーカーを使用して代表的な書体を練習しました。

↑カリグラフィーの歴史についての講義
カリグラフィーは西洋における、文字を美しく見せる手法のことで、その始まりはおよそ2万年前の、現在のフランスにあるラスコー洞窟の壁画とのこと。
カリグラフィーの歴史の長さに皆さんは驚かれていました。

↑マーカーでの練習の様子

↑ひとりひとりに丁寧に指導していていただきました。
歴史の講義にも登場した、カリグラフィーの代表的な書体を、カリグラフィーマーカーで上からなぞって練習しました。
カリグラフィーマーカーは先端が平らにカットされていて、傾斜がつけやすく、はじめてカリグラフィーを行うときの練習などに向いているそうです。


↑初島さんによるカリグラフィーのデモンストレーション
最後は、初島さんによるカリグラフィーのデモンストレーションを行いました。様々な書体で、受講生の皆さんのお名前を書いていきます。さらさらと流れるように書かれる文字に、ときどき感嘆の声があがっていました。

↑講師の作品
次回のカリグラフィー講座は、つけペンとインクを使って、カリグラフィーの代表的な書体であるイタリック体を練習します。