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令和3年11月24日、嘉麻市役所本庁舎にて「嘉麻市アウトドアシティ宣言」のセレモニーを開催しました。
嘉麻市は、2019年にデンマーク発アウトドアブランドであるノルディスク社との交流をきっかけにデンマークの“アウトドアキャピタル(アウトドアの首都)”を標榜しているデンマークのシルケボー市とアウトドア観光等に関する協力展開の基本合意を締結し、友好関係を築いてきました。今回、本市の観光まちづくりの取組をさらに進展させるため、シルケボー市との連携を軸にデンマークのライフスタイルである「HYGGE(ヒュッゲ)」を基調とした嘉麻流アウトドアによる心地よい体験と時間の提供を可能にするアウトドアシティを目指すことを宣言しました。
(宣言書を手にする赤間市長とレアケ国際交流員)
はじめまして、
レアケ・リンド・イェンセンと申します。レアケと呼んでください。
デンマークから参りました。
今月から国際交流員に配属させていただきました。大変うれしく思っています。
シルケボー市と嘉麻市は共通点がたくさんあり、両市の絆を深める「架け橋」になりたいと思います。
デンマークの大切な価値観はヒュッゲです。
ヒュッゲというのは時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉です。
どんな時にヒュッゲを感じるかというと、ロウソクや間接照明で照らされた自宅で、テーブルやコタツを囲みながら、友達や家族と一緒においしいコーヒーやお茶を飲みながら、そのときの温かさ、特別な何かではなく、お互いの気持ちや時間をシェアすることで生まれる豊かさです。みなさんも感じたことがあると思います。
これから皆さんと一緒にデンマーク料理を作ったり、文化的な話し合いやクリエイティブな活動などを通してヒュッゲを感じてほしいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
(レアケ国際交流員)
セレモニーの開催に伴い、駐デンマーク宮川特命全権大使、デンマーク王国シルケボー市ヴィンダム市長、ノルディスクデンマーク本社エリックCEOの3名からお祝いのビデオメッセージを頂きました。