美術講座①

7月28日。美術講座1回目を開催しました。

 

この美術講座は、福岡県内外の美術館職員5名を講師に招き、それぞれの施設の役割や職員の仕事、コレクションについて語っていただき、美術館の新たな魅力、美術作品の楽しみ方を知ってもらおうと企画されました。

 

第1回目の講師は、北九州市立美術館(北九州市立美術館HP)で展覧会や教育普及事業を担当されている学芸員、清田幸枝さんです。

最初に、設計図や開館した当時の写真、また2017年にリニューアルした時の工事の様子、リニューアル前と後で変わったところなど、館の建物や歴史を紹介していただきました。1974年に開館して以来、日本初の美術館ボランティア制度を導入、まだ無名のアーティストに注目し作品を収集、劇場とのコラボレーションなど、常に業界をリードし、西日本の公立美術館を代表する北九州市立美術館ですが、リニューアル後は二重ガラス構造の窓の設置、LED光源の導入、英語版パンフレットの制作などさらに進化を遂げていました。

次は、自慢のコレクションについて、どんな作家の作品があるのか教えていただきました。鉄鋼や化学、窯業、電機などの工場が集積する北九州市ならでは、地元企業や市民の方々から寄贈された作品がたくさんありました。

真剣に話を聞く受講生。

また企画展ができるまでの作業、学芸員や職員、美術専門の運送会社の連携についてお話していただきました。

「作品にさわるときは、時計を外します。絵の具や部品が剥落したらわかるように薄葉紙をいれて梱包して輸送します。箱から出すときは、借りる側と貸す側両方で作品の状態をチェックします。」

作品を取り扱うときの注意事項を説明してくれる清田さん。

 

美術館の施設の面白さや、特色ある収蔵品の面白さがわかる講座となりました。

ありがとうございました。

 

地域活動指導員 藤嶋芳絵


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