プロから学べ!デザイン部門が始まりました。

中学生以上を対象とした体験講座「プロから学べ!」のデザイン部門が始まりました。

体験講座「プロから学べ!」は、それぞれの分野の第一線で活躍するプロの講師陣から直接学べ、デザインや色、書体の持つ力、写真の持つ力を感じることが出来る講座です。

 

デザイン部門には、20代から70代まで、イラストレーターや作家として活動されている方など様々な職業の方30名が申し込んでくれました。

 

これから全4回、デザインについて学んでいきます。

 

第1回目に講師としてお招きしたのは、嘉麻市出身の絵本作家、石川えりこさんです。

講座は、木製パネルに画用紙の水張りをする作業から始まりました。

「やり方を知っておくと、ポスターや自分の作品などでいろいろ応用ができるから。」と石川先生。綺麗に水貼りをするコツなどを教えてくれました。

 

水張り作業の後は、ホワイトボードに乱雑に並べられたチラシやプリントを整理する作業を行いました。

 

分類して、いらない情報は外して、線で区切って・・・。

ホワイトボードの中を自分以外の第3者にも伝わるように、整理していきました。

次に、石川さんがデザインを手がけた本をみて、その本が出来るまでの原稿の変遷や出版社とのやりとりを話してくれました。

 

たくさん並べてある本のなかで、この本を手に取ってもらうためにはどうしたらいいのか…。試行錯誤された原稿を並べてみると、最初のデザインから、最終的なデザインに決定するまで、人物の表情や色、文字のフォントをどう変えていったかがわかります。

最後は、パネルを濃さの違う鉛筆を使って、意識せずに塗りつぶす作業を行いました。

 

「意識せずに描くのは難しかった。」「くせや性格がわかる。」と受講生たち。

「デザインとは、いろんな情報を整理してどう引いていくかということなんです。」と石川先生。

3時間の中でいろいろな体験をして、石川えりこさん流の引き算のデザインについて学ぶことができました。

石川えりこ先生、ありがとうございました。

次回は、色のもつ力について学びます。

 〇講師〇

石川えりこ

1955年福岡県稲築町(現嘉麻市)生まれ。横浜市在住。画家であった祖父の影響で絵を描き始め、九州造形短期大学デザイン学科卒業後、研究生として絵本制作を学ぶ。福岡市、静岡市、仙台市の広告代理店勤務を経てフリーのイラストレーターとなる。

絵本、児童書、挿絵をはじめ、書籍装画、雑誌・広告など多方面で活躍中。
絵を手がけた作品に『くろうさぎはねた』(詩:こうだてつひろ・海風社)、『たいらになった二つのやま』(作:ビーゲンセン・絵本塾出版)、『くじらのおれいまいり』(文:深山さくら・教育画劇)、『おばけのナンダッケ』シリーズ(作:巣山ひろみ・国土社)、『すずこ』(文:原野なおこ・西日本出版社)などがある。
炭鉱町で育った幼少期の体験をもとに描いた『ボタ山であそんだころ』(福音館書店)にて、2015年に第46回講談社出版文化賞を受賞。同作品は国際的な絵本原画のビエンナーレ「ブラチスラヴァ世界絵本原画展」への出品作品として選ばれ、巡回した。

・ 東京イラストレーターズソサエティ会員

http://i.fileweb.jp/ishikawaeriko/ 

http://www.tis-home.com/eriko-ishikawa

地域活動指導員 藤嶋 芳絵


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