お知らせ:織田廣喜

『街中の織田廣喜⑤:碓井小学校編』

『街中の織田廣喜』も今回で最終回。

 

美術館から車で5分の嘉麻市立碓井小学校にお邪魔しました。

碓井小学校地図

 

今回の作品は、小学校の体育館にあります。

 

 

そこには、1993年に織田廣喜の絵「讃歌」をもとに作られた緞帳(どんちょう)がありました。

 

賛美歌を歌う4人の女性や

 

洋服のひだや、影

 

織田廣喜のサインも再現されています。

 

 

 

以前は、入学式や卒業式などの行事の際に観ることが出来ましたが、

現在は、老朽化の為めったに降ろされることはないそうです。

 

「讃歌」は、織田廣喜美術館の目玉作品の一つであり、常設展示で観ることが出来ます。

壁1面に飾られている500号(325.5cm×249.5cm)の大作で、

1950年の第35回二科展にも出品され、

この二科展で織田廣喜は二科会の会員に推挙されました。

牧歌的で、農村の風土が感じられる色調の絵には、

織田廣喜の郷里への思いがにじんでいます。

 

今回で、「街中の織田廣喜」も最終回となりましたが、

取材を通じて、街の日常に溶け込む織田廣喜の作品を見つけることが出来ました。

美術館で飾られている作品とは違う魅力をもつ作品たちは

これからも嘉麻市の人々の生活を見守っていくことでしょう。

 

お忙しい中、快く取材に協力していただいた関係者の皆様、ありがとうございました!!

 

追記

第4回目(街中の織田廣喜④:嘉穂総合体育館編)で紹介した嘉穂総合体育館の「シャンゼリゼ」は、この度美術館で収蔵することとなりました。

現在開催中の「春のコレクション展2015」(4月19日まで)で観ることが出来ます。

カテゴリー: 織田廣喜 | コメントする

「街中の織田廣喜④:嘉穂総合体育館編」

第4回目となる「街中の織田廣喜」

美術館から車で10分の場所にある嘉穂総合体育館に行ってきました!!

地図

 

 

 

玄関ホールに飾られています。

 

「シャンゼリゼ」

H194.0cm×W259.0cm

200号の大作です。

 

織田廣喜より1997年の体育館落成を記念して寄贈されました。

 

 

 

凱旋門から楽器を演奏し行進する人達。

パリの夜のパレードの風景でしょうか。

皆楽しそうですね☆

ピエロやひげを生やした男性もいるようです。

 

「これは、お店かなあ?」

「メリーゴーランドにもみえるよ!」

 

スタッフで意見がわかれましたが、皆さんには何にみえますか?

 

「体育館に絵なんて必要ないと思われるかも知れませんが、これが大いに必要なんです。」

「やさしい心を持って強くなってほしい。勘がさえないと、スポーツもできません。絵心でもってスポーツをされるといいんです。」(絵筆とリラ P166/西日本新聞社)

 

「シャンゼリゼ」には、このような「スポーツにも絵心を」という織田廣喜の思いが込められています。

 

 

嘉麻市立織田廣喜美術館の外でも、織田廣喜の作品に触れることが出来ます。

皆さんも、「街の中の織田廣喜」を探しに行ってみてはいかがでしょうか…。

カテゴリー: 織田廣喜 | コメントする

「街中の織田廣喜③:嘉穂小学校編」

「街中の織田廣喜」第3回目。

大隈小学校・宮野小学校・足白小学校・千手小学校・泉河内小学校の5校を統廃合し、

今年の4月に開校したばかりの嘉穂小学校にお邪魔しました。

嘉穂小学校は、美術館から車で10分のところにあります。

(地図)

 

 

嘉穂小学校の職員室入口付近にその絵はありました。

「城下町風景 一夜城」

H130.3cm×W162.2cmの油彩画で、

1995年に織田廣喜が81歳の時に描き、旧嘉穂町の町制40周年を記念して寄贈されたものです。

「秀吉の一夜城」として知られる益富城(嘉麻市観光ポータル)と

嘉穂(大隈)の町の風景を描いた絵のようですが、

お祭りでもしているのでしょうか…?

河川敷にはたくさんの人がいます。

暗闇に浮かぶお城が幻想的ですね。

 

子どもたちにも好評のクイズもあります。

みなさんは、何にみえますか~??いろんな角度から絵をみるのも面白いかも☆

 

織田廣喜は、絵を描くことに感謝して、98歳で亡くなるまで

たくさんの作品を制作していました。

織田廣喜は、こんな言葉を残しています。

 

「どんな絵がいいか、と言われると、うそをついた絵のほうがいいですね。」

「絵描きになれるということは幸せなことです。」

「楽しんで描こう。自分が楽しければ人も楽しいのです。」(「絵筆とリラ」/西日本新聞社)

この絵を通して、子ども達にも絵を観たり描いたりする楽しさを感じてほしいですね。

 

嘉穂小学校の中も案内していただきました。

統合された5校の歴史を感じることが出来るメモリアルホール。

広々とした体育館。

毎日先生と全学年が一緒に食事をするランチルーム。

新しいグランドピアノがある音楽室。

光がたくさん入るように設計された教室。

嘉麻市泉河内の杉の木を使い、嘉麻の自然の中に建てられた真新しい校舎…。

子どもたちものびのびと楽しく学校生活を送ることができそうですね☆

私たちもまた学校に通いたくなりました。

 

お忙しい中、取材に協力していただいた嘉穂小学校の先生方、ありがとうございました!!

 

 

嘉麻市立織田廣喜美術館の外でも、織田廣喜の作品に触れることが出来ます。

皆さんも、「街の中の織田廣喜」を探しに行ってみてはいかがでしょうか…。

カテゴリー: 織田廣喜 | コメントする

「街中の織田廣喜②:千手川岸ヶ下井堰操作室」

「街中の織田廣喜」第2回目。

今回は、こちらをご紹介します☆

(前回の「光代橋編」は、こちら☆)

 

美術館から車で5分の場所にある千手川岸ヶ下井堰(いせき)操作室(そうさしつ)の塀の部分にありました。

 

「稲刈り」

縦幅80センチ×横幅120センチ

 

代表作の「パリの少女」や、「セーヌ」など、洋風な作品とは違い、

日本の風景を描いた作品のようです。

嘉麻の故郷を思いながら、描いたのかもしれませんね。

こちらの絵は、美術館に原画が収蔵されています。

 

もしかして、この筆跡は…織田廣喜さん…??

「千手川岸ヶ下井堰(いせき)操作室(そうさしつ) HIROKI ODA」

縦幅26.5センチ×横幅90センチ

 

 

 

 

 

操作室近辺から見た風景は、見晴がよくとても綺麗でした。

私達が取材にいった時は、菜の花も咲いていて、春を感じることができました。

もしかしたら、織田さんもこの風景をみたのかも…。

 

この作品たちは、車道からは少し離れたところにありますので、

路肩に車を停めて歩いて操作室の所までいくことになります。

川の近くになりますので、雨の日にお越しの際は、

増水や足元のぬかるみにご注意ください!!

 

嘉麻市立織田廣喜美術館の外でも、織田廣喜の作品に触れることが出来ます。

皆さんも、「街の中の織田廣喜」を探しに行ってみてはいかがでしょうか…。

カテゴリー: 織田廣喜 | コメントする

「街中の織田廣喜①:光代橋編」

「そういえば、光代橋のところに織田廣喜の絵があるよね~。」

 

もしかしたら、街の中の色んな所に織田廣喜の作品が

あるかもしれない…。

気になった美術館スタッフ二人は、美術館を飛び出し、

街の中にある織田廣喜作品を探しにでかけました。

 

そうして見つけた街の日常に溶け込む織田廣喜の作品たち。

 

今回は、こちらをご紹介します☆

 

美術館から車で5分の光代橋。(地図参照)

その橋に隣接する光代堰操作室の壁面にみえてくるのは…

織田廣喜の人気シリーズ「赤い帽子の少女」の絵。

 

 

その反対側の壁には、

春を感じさせる「早春の風景 シャンゼリゼ」の絵がありました。

 

こちらの二つの絵は、美術館に原画が収蔵されていますが、

壁画は、いくつもの陶版を組み合わせて作られていて、

原画より大きく、太陽の光の下でみると、また違った印象をうけました!!

 

実は、光代橋の欄干の柱部分に織田廣喜筆のレリーフがありました。

 

 

「HIROKI ODA 平成10年3月完成」

縦幅42.5センチ×横幅19センチ

 

光代橋を通る際は、是非欄干部分にもご注目ください☆

嘉麻市は自然豊かな町なので、水がきらきらして、橋から見た風景も、とてもきれい。

川の近くになりますので、雨の日にお越しの際は、

増水や足元のぬかるみにご注意くださいね!!

 

嘉麻市立織田廣喜美術館の外でも、織田廣喜の作品に触れることが出来ます。

皆さんも、「街の中の織田廣喜」を探しに行ってみてはいかがでしょうか…。

カテゴリー: 織田廣喜 | コメントする